授業研究

4コマ漫画の吹き出しを空白にして、そこにダイアログを書かせるという活動は、初級前半でも10分程度でそれなりに楽しくできる。普通体の課とかだと、丁寧体でちょっとヒントを出してみるなどすることで、問題のハードルを下げることもできるなと思った。

学習者の発話を促す方法

教師が学習者に質問をする。それに応えた学習者の答え(発話1)に、教師はあまり簡単に応えないほうがいい。「へぇ〜」とか「そお?」などと言いよどみながらにこやかな間を5秒くらい取るだけで、他の学習者が(発話1)に対する別の答え(発話2)を発し…

以下、なんとなくするようになった小技。ビリーフスの異なる先生にバレたらしばしば叱られるため、あまりおおっぴらにはしていない。でも私自身の実感としては、信頼関係の構築できているクラス内ではよい効果が得られる。 成績に関係のない小テストをしてい…

発話のきっかけをできるだけ生み出すとか、自発的な発話を促すことで積極的かつ主体的な授業参加を期待する授業をより良くするためになら、授業見学に来て欲しいし、見に行きたい。 一方で、何の情報もなく誰かの授業を見て、それについて建設的な意見を述べ…

教室内での教師の声の大きさにもっと気を配る必要がある。 文章作成授業で学生同士の協調(グループワーク)をする場合は、なにかを紹介するような文章や脚本などで行うのがポイント。

やはり「みんなの日本語」はどんどんガンガン急いで進めながら、2週間に1度程度、復習しながら進むのがいいと思った。初級はゆっくりやるとダレル。危機感を与えながら、飢えを埋め、解放してやる必要がある。 「なにか質問がありますか」よりもちょいちょい…

初級なんてどんどんどんどん勢いで進み、二週間に一度くらい復習することで、スパイラルに積上げるものだとぼくは考えている。そうじゃなく、巨大なブロックをよいっしょよいしょと確実に積上げるように教えてほしいと望まれると心の中に屈託が生じる。ビリ…

わかりやすい状況設定と、ど真ん中の例文を瞬時に3つ以上作り出せれば事は足りる。その為の努力がしたい。しかし、論文や学会誌を読むと「へぇ〜!」と思うことはあっても授業になかなか活かせない。これは知識とアイディアが不足しているのが原因だと思い…

「独学&現地での慣れ」や「機械的なドリル」では得られない「自然な日本語」をいかに効率的に、費用対効果に優れた方法で教えるか(学ぶか)。 目標言語を母語とする異性を恋人にする方法よりも、効果的な教授法はないものだろうか。 遊び感覚で日本語を勉…

ドリルなどで特に競争心なんて煽らなくても、学生は友人を無意識にライバル視している傾向がある。良くも悪くも。 聴解問題が解けるのに、ペーパーテストができるのに、会話が苦手な学生がいる。一方、調子よくペラペラ喋っているが印象の悪い話し方をする学…