学習者ポートフォリオについて

学習者ポートフォリオはどうやらそれそのものを教師が主観評価するのではなく、作りながら、月1回くらい教師が学習者に「こうしたほうがいいかもよ〜」って支援することで、学習を促すもののようだ。

入れていくものも、全てを雑然と入れたら、後で整理する時間を取って、学習者なりの整理方法で必要なものだけをファイルしていくとあとで振り返りやすい。タグを付けたり、付箋をつけたりして、自らの学習成果をまとめながら、学習過程を可視化していく。

そのようにしてできたファイルを、半年や1年続ければ、それなりに美しいものができたり、雑然としたままのものができたりするだろう。そうした時に、内容が分かりやすく整理されているかどうか、学習の成果がきちんと保管されているかどうか、統一感のある整理がされているかどうか、などといった評価項目をたてることで、学習者ポートフォリオそのものの評価もできるようになりそう。

学習者ポートフォリオの評価はアセスメント評価であるようなので、学習過程の中で行うことで、学習者の自己モニター力を向上するような指導となるアセスメントをするべきなのだろう。いい加減に意図もなく学習者ポートフォリオに点数をつけることだけは避けたい。

以上が現段階での僕の考え。これから、ちょっとあれこれ調べて、読んで、考えてみて、今後の授業にいかしてみたい。