高等教育機関に進学・在籍する外国人学生の日本語教育に関する検討会議
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/kaigi/1300405.htm
委員名簿を見ると、大学、大学別科、日本語学校TOPの方々が名を連ねているようです。「仕分け」によって日振協が本当になくなるのであれば、日振協に認定を受けている日本語学校にとっては死活問題になります。当然そこで働く日本語教師にも多大な影響を与えることとなるでしょう。日本語教育は年々変化しており、使用テキストも教授法も変化しており、どういった教師であるべきか、どういった教え方であるべきかといったビリーフスも人それぞれでしょうし、機関によっても多様でしょう。そのために日本語教育学会や第二言語習得学会など、様々な学会で、近年実際に役に立つ実践的な研究が活発になっているように感じます。日本語の教育手法は、研究者や日本語教師達によって試行錯誤を重ねながら発展します。一方、日本語教育が世界の中でどうあるべきかを政策として、あるいは経営者として考えていらっしゃる方々にもやはり、日本語教育がよりよいものへと発展していくようなシステムの構築を目指して欲しいと願っております。
ちょっと話は違うのですが、日本語教師養成講座420時間って、どこが認定しているのでしょうか。最近、あちらこちらの日本語学校で養成講座が開講していてちょっと気になります。特に数年前から、教育訓練給付金が適用されるようになってから増えているような気がします。
全体的なシステムそのものをきちっと構築しなおして、日本語教育能力検定試験を、将来的には国家資格にしてもらえるといいなぁとも思います。