1. みんなの日本語』は文法解説書。3,4級を取る為には効果的。だが会話で使えるようになる為には、決定的に何かが足りていない。
  2. 『J-Bridge』の副教材は、文型ドリル練習的なものではなく、応用練習用の語彙リストや、漫画の吹き出しを空白にしたものが必要なのかもしれない。
  3. 『中級へ行こう』終了後の学生にとって3級聴解は簡単すぎる。2級聴解くらいが丁度いい。意外な初級文法を知らない(忘れている?)学生もいるが、大意把握や聴解問題ではあまり影響がない。問題は作文と会話。
  4. smart.fmなどによる徹底的なドリルで語彙を覚え、フォームを覚える。と同時に、効果的(構造的)な談話授業(口頭練習)を行うことで、文字の壁を越え、とりえあえず中級レベルまでの会話能力を育てることができるのかもしれない。問題は、体系化された談話例の量と質。
  5. ひとつひとつ普遍性のあるテキストを作りデータ化しておくことは、将来的に有益なコンテンツへ流用できる。